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中国語・韓国語カウンセリング おすすめ教科書・参考書・教材比較

中国語・韓国語など外国語おすすめ教科書、参考書、教材を比較紹介、カウンセリングするブログです。 他に、大阪や京都など関西圏を中心に、中国語・韓国語を学ぶにあたって有用な情報をお届けします。。

おすすめ中国語・韓国語など言語教材

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新発想イメージで覚える中国語/

新発想イメージで覚える中国語2 (アスク)



 「重要動詞・形容詞300」ということで、前回の続編です。前回同様、単語とイメージを結びつけて、語彙力をつけるときの助けにしようという、中国語の学習書の中では新しい試みの本です。「CDを聞きながら発音しながらイラストとピンインを見る」というアプローチのようです。

 前回同様、アイデアとしてはとても良いと思いますが、漢字が後回しにされているのはどうなんでしょうか。「音(ピンイン)とイメージを結びつけよう」ということのようです。確かに日本人は、下手に漢字がわかる分、漢字に頼って中国語の音をないがしろにしてしまいがちな面があるかもしれません。
 ですが、この場合漢字を犠牲にしてしまい、音は覚えたものの漢字が出てこない!なんてことになりそうです。うまく本書を活用できる方にとってはかなりの良書になるでしょう。


長所
1.イメージ、ピンイン、単語を結びつけて覚えるという新発想。
2.リスニングとスピーキングを同時に行う(つまりシャドウィング)ことで暗記が促進されるか。

短所
1.イラストでページを割いている分、内容的には薄くならざるを得ない。
2.視覚的イメージと聴覚を同時に使うことが特徴的だが、漢字は覚えられないかもしれない。
3.イメージすることが得意な人など、ある程度適性があるように思われる。

おすすめ度 ★★★*☆ 3.5 (5段階中)


使用用途
・動詞と形容詞をさらに視覚イメージとCDによって覚えたい人の語彙暗記に。

 前回も書いたように、かなりアイデアとして評価はできる本です。ただ、向き不向きがあるでしょう。
書店で見て、自分に合いそう!と思った人は買ってもいいと思います。
 ただ、「合いそう」と思って合わなかった人や、「イメージは苦手」という人にとっては、内容が薄いので微妙かもしれません。動詞や形容詞などの単語を、イメージを使わなくてもある程度覚えられるという方は、わざわざ本書を買わずに、がんばって書いて音読してCDを聞いたりして暗記する方がいいかもしれません。

どうしても単語が覚えられない!という方には良いかもしれません。

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新発想イメージで覚える中国語/基本動詞形

新発想イメージで覚える中国語/基本動詞形 (アスク)



 単語とイメージを結びつけて、語彙力をつけるときの助けにしようという、中国語の学習書の中では新しい試みの本です。どんな工夫がしてあるかと思い読んでみると、絵と単語が描(書)かれており、どうやら「CDを聞きながら発音しながらイラストとピンインを見る」というアプローチのようです。

 決してアイデアとして悪いわけではありません。むしろ良いアイデアだと思います。ただ、本当にそれだけで十分語彙力がつくのか?というと、やや難しいでしょう。あともう一歩!というところですが、なかなかその一歩が難しいので、今のところこれが限界でしょうか。私も良い語彙学習法がないか考えてみます。


長所
1.イメージ、ピンイン、単語を結びつけて覚えるという新発想。
2.リスニングとスピーキングを同時に行う(つまりシャドウィング)ことで暗記が促進されるか。

短所
1.イラストでページを割いている分、内容的には薄くならざるを得ない。
2.視覚的イメージと聴覚を同時に使うことが特徴的だが、漢字は覚えられないかもしれない。
3.イメージすることが得意な人など、ある程度適性があるように思われる。

おすすめ度 ★★★*☆ 3.5 (5段階中)


使用用途
・基本動詞を視覚イメージとCDによって覚えたい人の語彙暗記に。

 上記に書いたように、かなりアイデアとして評価はできる本です。ただ、向き不向きがあるでしょう。
書店で見て、自分に合いそう!と思った人は買ってもいいと思います。
 ただ、「合いそう」と思って合わなかった人や、「イメージは苦手」という人にとっては、内容が薄いので微妙かもしれません。基本動詞を、イメージを使わなくてもある程度覚えられるという方は、わざわざ本書を買わずに、がんばって書いて音読してCDを聞いたりして暗記する方がいいかもしれません。

どうしても基本動詞が覚えられない!という方には良いかもしれません。

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英語がわかれば中国語はできる

英語がわかれば中国語はできる(駿河台出版社)



 たまには、決しておすすめできない本も書いてみようと思います。
語学書版「買ってはいけない!」ですね。上記のリンクでアマゾンのコメントを見てもらってもわかるのですが、極端な悪い意見と良い意見の両方が書いてあります。どちらが筋の通った意見かはご覧になるとわかることでしょう。


長所
1.英語と中国語の2ヶ国語をあわせるという発想。

短所
1.タイトルとは違い、全く2ヶ国語の比較がなされていない。
2.特に後半は、日本語、英語、中国語の例文を羅列しているだけで比較なし。
3.内容的にもこれ1冊では不十分。
4.英語、中国語に誤りがかなり見られる。
5.絶対使わないような表現や語彙が多数見られ、意味不明。

おすすめ度 ☆☆☆☆☆ 0.0 (5段階中)


使用用途
・特になし

 上記「短所」のとおりです。何の役にも立ちません。アメリカ人の名前の中国語の読み方や、「このロブスターは生きています」という意味不明な一生使うことがないだろう例文、"Us Japanese people use chopsticks."という中学生でもわかる英語の誤り(Usは目的語なので主語の位置に入らない)、確か英語の表現もネイティブは使わないだろうかなり日本人的な表現がありました。

 きっと本書は教授が書いたのではなく、誰かに書かせたのでしょう。そうでなければ大学教授が英語も中国語も死ぬほどいい加減ということになってしまいます。それでも校正も何もなされていないという証拠が浮き彫りになっています。もはや中国語どころか英語の学習書としても使えません。

残念ながら救いようのない一冊です。ネタとして買うにも値段が高い・・・

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フランス語・イタリア語・スペイン語が同時に学べる本

フランス語・イタリア語・スペイン語が同時に学べる本(ナツメ社)



 ずっと中国語と韓国語の本について紹介してきましたので、たまにはヨーロッパ系の本の紹介します。ヨーロッパ系の言語では、英語を除けばやはり学習者が少なく、学習書も少ない傾向にあります。中国語や韓国語よりも数が少ない分、良書も少ないかもしれませんが、英語に似ているものが多いので学習はしやすいと思います。

 まず皮切りに本書を紹介しますが、本書はアイデアとしては素晴らしい本だと思います。
私も、「ロマンス言語をまとめて学ぶ」という発想はしていましたが、なかなか一冊で2~3言語を含めるとなると羅列的なものになり、しかも全ての言語が中途半端になってしまうのではないかという危惧がありました。

本書はその危惧をクリアしているとは決して言えませんが、パイオニア的存在の本といえるのではないでしょうか。


長所(初級編と同じです)
1.3ヶ国語の文法を同時に学べる。
2.3ヶ国語の単語を少し同時に学べる。
3.このうちの1言語に精通していれば、他の言語を覚えるのに役立つ。

短所
1.文法項目が3ヶ国語併記してあり、読みづらい。
2.CDはついていないため、発音などがわからない。
3.250ページほどの中に3ヶ国語併記してあるため、やはり文法の説明文1言語ごとは少ない。
4.本当に「同時に」学ぼうとすると、全部ごちゃごちゃになって結局1ヶ国語もマスターできない。


おすすめ度 ★★★☆☆ 3.0 (5段階中)


使用用途
・仏・伊・西いずれかの基礎がわかる人が、ほか2ヶ国語を学ぶためのきっかけとして。
・ロマンス言語の文法の比較に興味のある人が読む読み物として。


はっきり言うと、本書はタイトルのように「同時に」は学べません。CDがないため発音を確かめる教材がさらに必要になります。本当にしっかり語学を学ぶには、1ヶ国語ごと文法ももっと濃くなければ話になりませんし、語彙力をつけるために単語帳も必要です。会話表現集も必要でしょう。

それらのことを考えると、あえて本書で「同時に」学ぶために購入する意味はなくなってきます。使用用途としては上に挙げたとおりですが、語学書の歴史的意義という意味で★を3つ付けました。



ちなみに補足として、

英語とドイツ語とオランダ語 (特にドイツ語とオランダ語)
フランス語とイタリア語とスペイン語 (特にイタリア語とスペイン語)
日本語と中国語と韓国語 (特に日本語と中国語、または日本語と韓国語)

これらがそれぞれ似ているので、片方学ぶともう片方も学びやすくなるかもしれません。
ただ、おすすめとしては1ヶ国語で大体コミュニケーションできるくらい(英検でいうと最低準2級)にしてからでないと、似た言語動詞混ざってしまい、結果として両方不完全になってしまうので注意が必要です。

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続・本ブログの目的と願い

昨日の続きです。

本ブログを制作した意図として、
1.わかりにくい第二外国語の数ある教材からおすすめのものを厳選、みなさんの学習に役立ててもらいたい。
2.一体「どの外国語の」「どれくらいの難易度の」「どういうタイプの」教材が欠けているか、必要とされているかということを、みなさんとのコミュニケーションの中で発見していき、新しい本を世の中に送り出していければ。

という2つを書きました。

さらにもう1つ。「どうすれば良書が残り、悪書が淘汰されるようになるか」ということも考えていきたいと思います。必ずしも売れる本=良い本ではありません。

良い本とは、何らかの意味で使い道のしっかりした本で、内容が良い本ですが、
売れる本は、表紙やタイトルが魅力的で、中身は白黒よりカラフルな方が売れますし、内容は初心者向け(素人向け)の方が中・上級者向けよりも売れます。

つまり、売れる本は「素人(何を買っていいかわからない人)向け」なのです。
とりあえず「かわいいのにしよう」とか、「安いのにしよう」とか、「文字が大きくて読みやすいのにしよう」となることが多いでしょう。

いかにそういった要素を取り入れて、良い本を売れる本へとしていくか。それが結果的には学習者が本を選びやすい土壌を作ることになるのではないでしょうか。

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本ブログの目的と願い

これまでは、中国語・韓国語の教材の紹介に徹してきましたが、これからは普通の日記に近いものも含めていこうかと思います。もちろん語学に関することを中心に書いてみたいと思います。

現在、関西のスクールで中国語等(主に中国語)を教えています。

本ブログを制作した意図として、
1.わかりにくい第二外国語の数ある教材からおすすめのものを厳選、みなさんの学習に役立ててもらいたい。
2.一体「どの外国語の」「どれくらいの難易度の」「どういうタイプの」教材が欠けているか、必要とされているかということを、みなさんとのコミュニケーションの中で発見していき、新しい本を世の中に送り出していければ。

という大きく2つのことからなります。


まだ英語をのぞけば外国語の教材はレベルが低く、一番数の多い中国語・韓国語ですら「良いもの」は足りていません。同じようなレベル(入門・初級)の同じようなタイプ(例文のやりとり→文法事項説明→練習問題)のものが多く出版され、本当に必要な「良いもの」が足りていない現在、この状態をぜひともブログを通して変えていく一助にできればと考えています。

みなさんも、ぜひブログのエントリにコメントを残していただければと思います。

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間違いやすい韓国語表現100 中級編

間違いやすい韓国語表現100 初級編(白帝社)



 本書はタイトルの通り、間違いやすい韓国語表現について扱った書の中級編です。同タイトルの初級編の続きと考えていいでしょう。
 本書も同じく、「この本を皮切りに韓国語学習の中級とする」 という学び方はできず(CDもついていない)、中級を何らかの形で始めた際に、あらかじめ間違いを防ぐために、また読み物として表現力を付けるために買い足す本になると思われます。

すごく内容はためになるのでおすすめです。本書だけで中級をカバーできる!とは言いにくいですが、おすすめの一冊です。初級に入っていてもいいんじゃないかと思われる事項も、本書で扱われているように思われましたので、そういう意味でも「買い」です。

長所(初級編と同じです)
1.韓国語で日本語話者が間違いやすい部分をたくさん指摘してあり、表現力アップにつながる。
2.「基本作文」や「確認問題」という形で練習もでき、買い足す本としては十分である。
3.「韓国語文法事典」とは違った角度で、韓国語を見つめなおすチャンスが与えられる。

短所
1.読み物的な部分があるため、一度見たものをどこにあったか探すのがやや探しにくい。
2.CDはついていないため、やはり本書は補助教材としての位置づけにしかなれない。


おすすめ度 ★★★★☆ 4.0 (5段階中)

使用用途
・中級レベルでの韓国語表現レベルを上げるための補助教材として。
・上級レベルでの表現力の確認のための教材として。

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おすすめの中国語教材(初級者編)

さて、これまで本を一冊ずつ取り上げ、長所と短所を中心にして特徴を紹介してきました。

どの本がおすすめなのかは★の数でわかるようにしていますが、やはり1つのエントリ/1つのカテゴリとしてまとめておいた方が、どの本を購入すればいいかわかりやすいと思います。

そこで、この「おすすめの○○語教材」カテゴリでは、各言語を学ぶのに最適な選りすぐりの教材を一気に紹介し、教材の使い分け方をあわせて紹介しますので、学ばれている方はぜひこれらを使ってみてください!


<中国語 初級者編>
 ここでは、初級者の中でも大きく2つに分けることとします。一方は「中国語を基本的に独学で始めたい方」、もう一方は「中国語講座で教えてもらっている方」です。

「中国語を基本的に独学で始めたい方」
 自分で独学ではじめるからには、良い教材をぜひとも選ばなければいけません。初級者が必要な事項を大きく分けると、「発音の仕方、ピンインの読み方」「基本文法」「簡単な会話表現」「基礎単語」の4つでしょうか。もちろんこれらは、中級以降でも大事なものですが、これらの1つでも逃してしまうと、決して中級に行くことはできません。

極端を言うと、本書「快速マスター中国語(語研)」が1冊あれば、これら4つは全てカバーできます。



本書「快速マスター中国語」で不完全な点を挙げると、

・練習問題が含まれていない
・発音練習をもっと強化できればなおよい
・会話編よりも文法編の方が比重が高い

この3つの点でしょう(とっつきにくさに関しては、「イラストのあるものが良い!」と言ってイラスト優先にすると中身が伴わないので、いずれ作る予定の「入門者編」を参照)。

練習問題については、「中国語の文法ポイント整理(アルク)」や、後で紹介する「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書(同学社)」のどちらかがいいでしょう。



「発音が不安!」という方は、「快速マスター中国語」以外の発音教材を買うよりも、中国人の友だちを作る方がおすすめですが、一応発音だけの教材も紹介しておきます。



「会話を強化したい!」という方も、まずは文法と発音からおさえていく方が、後々役に立ちますので、ここではあえて紹介はやめておきます。まずは「快速マスター中国語」から終わらせましょう。



「中国語講座で教えてもらっている方」
 教えてもらっている方は、きっともう先生が教材を決めており、それで講座が行われることでしょう。ですので、まずは講座で使われるものを十分身につけていきましょう。その際に最も教材として使いやすそうなのが「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書(同学社)」です。



本書は初級での中国語学習の中心として使わなくても、後々まで使い続けることができる文法書ですので、かなりおすすめです。それ以外についても、「中国語を基本的に独学で始めたい方」のおすすめ教材の「快速マスター中国語(語研)」などを使うことも、中国語の深い理解を助けます。



最後に、本エントリで紹介した教材を中心とした「これだけあれば初級は大丈夫!(中級にいける!)」という教材をまとめて以下に紹介しておきます。
ウィジェットを作るのに「最低いくつ必要」と決まっているので、単語補助用として「キクタン(アルク)」と「ゼロからスタート中国語(Jリサーチ社)」を含めていますが、最低限買うと初級クリアできるのは、「快速マスター中国語」「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」「電子辞書」の3点です。


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間違いやすい韓国語表現100

間違いやすい韓国語表現100 初級編(白帝社)



 本書はタイトルの通り、間違いやすい韓国語表現について扱った書の初級編です。ですので、「この本を皮切りに韓国語学習をはじめていく」 という学び方はできず(CDもついていない)、初級を何らかの形で始めた際に、あらかじめ間違いを防ぐために、また読み物として表現力を付けるために買い足す本になると思われます。

すごく内容はためになるのでおすすめです。本書だけで初級をカバーできる!とは言いにくいですが、持っていて決して損はないでしょう。

長所
1.韓国語で日本語話者が間違いやすい部分をたくさん指摘してあり、表現力アップにつながる。
2.「基本作文」や「確認問題」という形で練習もでき、買い足す本としては十分である。
3.「韓国語文法事典」とは違った角度で、韓国語を見つめなおすチャンスが与えられる。

短所
1.読み物的な部分があるため、一度見たものをどこにあったか探すのがやや探しにくい。
2.CDはついていないため、やはり本書は補助教材としての位置づけにしかなれない。


おすすめ度 ★★★★☆ 4.0 (5段階中)

使用用途
・初級レベルでの韓国語表現レベルを上げるための補助教材として。
・中級レベルでの表現力の確認のための教材として。

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暮らしの韓国語単語8800

暮らしの韓国語単語8800(語研)



 ここでは「中級」に入れていますが、初級レベルや上級レベルの方が持っていてもいいでしょう。
韓国語をゼロから始めるにあたって、はじめから単語帳は必ずしも必要ありません。なぜなら、最も大事な単語は入門・初級書を進めていくにあたって何度も登場し、それら本文で出てくる単語を覚えていくことがキーとなるからです(英語より未知の単語が多いため)。

ここで紹介する「暮らしの中国語単語7000」は、入門~上級まで使える便利な単語集です。かなり内容が豊富で、すごく細かいこと(専門的なこと)まで載っていたりします。語彙力増強という意味では適していると思いますが、ある程度の語彙力のある人の方が本書をうまく使えるでしょう。


長所
1.シチュエーション別におさめられており、場面ごとの会話練習をするときなどに使える。
2.かなり細かいことも載っており、辞書の補助として使える。
3.言葉の微妙なニュアンスを*のところで説明してある。

短所
1.単語の情報量が多いため、「片っ端から暗記」という形態には不向き。
2.CDはついていないため、ハングルをきちんと読める人向き。あまりカタカナに頼るとまずい。
3.分厚いため持ち歩きには重過ぎる。
4.かなり細かいことが載っている割には、「なんでこれが載ってないの?」と思うような抜け落ちも。

おすすめ度 ★★★*☆ 3.5 (5段階中)

使用用途
・初級レベルでの辞書代わりの参照単語辞典として。
・中級・上級レベルでのシチュエーション別語彙増強教材として。

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日常韓国語会話ネイティブ表現

3パターンで決める日常韓国語会話ネイティブ表現(語研)



 本書は、前の方にあいさつも載っているわりに、入門者や初級者向けではなくて、中級者以上向けのようです。表現の難易度がやや高く、カタカナのルビをふらないなど、そのためのようです。

長所
1.様々な日常韓国語表現がおさめられていて、表現力UPに使える。
2.男性らしい言い方、女性らしい言い方ということで、分けて書いてあったりもする。
3.注のところが詳しく、何度も読み返して表現を覚えるのに最適。
4.CDの発音にも気持ちが込められており良質。


短所
1.「感情を表わす一言」など、分け方がおおざっぱなところがあり(目次はあるものの)、多少表現を探し辛いかも。
2.男性らしい言い方、女性らしい言い方は、はっきり分けて書いてあるわけじゃない。

おすすめ度 ★★★★☆  4.0 (5段階中)

使用用途
・中・上級の学習者が、自分の表現力アップとして使うために。
・リスニング教材としても、韓国語の会話に慣れるために(ただし中級以上が好ましい)。


 タイトルや、ぱっと最初を見た感じは、初級者から使えそうな感じもしましたが、一切読み方などが書いていなかったり、表現があまり簡単でなかったりするため、中級以上に推奨です。

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完全マスターハングル会話

完全マスターハングル会話(DHC)



 「完全マスターハングル文法(DHC)」と同じく、正直「失敗した!」と思いました。多分本書も、 「完全マスターハングル文法(DHC)」のように時々役立つことがあるかもしれません。


長所
1.文法項目がいくつかの例文と一緒に紹介されており、文法項目の使い方がわかる(会話書ですが)


短所
1.索引がついているが、日本語も韓国語も引きにくい。
2.全体的にごちゃごちゃしていて読みにくい。
3.初級と中上級の意味が、それぞれの項目で分けて書いてあるが、項目自体の配列はわかりにくい。1ページ目の「本書の使い方」で書いてある「読者の方々の学習のしやすさを第一に考えました」というのが不思議。
4.文法事項が「あ行、か行・・・」という風にまとめられているが、「~ている」「お(接頭辞)」など、まとめ順がわかりにくい。

おすすめ度 ★*☆☆☆  1.5 (5段階中)

使用用途
・「完全マスターハングル文法」で足りない部分をカバーするために。


 本書もはっきり言うとあまりおすすめできません。「完全マスターハングル文法」と2つで1つというところ。ですが、2000円+2000円払ってこの2冊を買うなら、「韓国語文法事典」1冊買った方が絶対おすすめです。

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完全マスターハングル文法

完全マスターハングル文法(DHC)



 「韓国語文法事典(三修社)」のところでも少し触れましたが、数少ない韓国語の文法書(事典?)のうちの1つです。本書は「韓国語文法事典」の半額以下なので、先に購入しましたが正直「失敗した!」と思いました。でも時々役立つことがあるので、完全に失敗とはいえないようです。


長所
1.文法項目がいくつかの例文と一緒に紹介されており、文法項目の使い方がわかる(文法書なので当たり前ですが)
2.まれに「韓国語文法事典(三修社)」にも載っていない(もしくは詳しくない)項目が載っている。

短所
1.索引がついているが、日本語も韓国語も引きにくい。
2.全体的にごちゃごちゃしていて読みにくい。
3.初級と中上級の意味が、それぞれの項目で分けて書いてあるが、項目自体の配列はわかりにくい。1ページ目の「本書の使い方」で書いてある「読者の方々の学習のしやすさを第一に考えました」というのが不思議。


おすすめ度 ★★☆☆☆  2.0 (5段階中)

使用用途
・「韓国語文法事典」にも載っておらず(もしくは詳しくない)、文法項目を調べたいときに。


 本書ははっきり言うとあまりおすすめできません。ですが、★2つをつけたのには上記でも書きましたように、一応使用用途として「使い道はある」ということです。
 使い道の全くないような本は数え切れないほどあります。そういった本よりは、まだマシという意味で★2つをつけておきました。

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韓国語似ている動詞使い分けブック

韓国語似ている動詞使い分けブック(ベレ出版)



 その名のとおり、動詞で似ているものを比較している本です。日本語では、同じ発音でいくつか意味がある動詞がありますが、韓国語では動詞の発音が変わる(というか違う意味の動詞なので当然ですね)ということで、動詞の比較をコンセプトとしている本です。


長所
1.紛らわしい動詞をあらかじめおさえておける。
2.紛らわしい動詞に迷った場合、辞書的に使うことができる。

短所
1.ベーシックな単語に絞ってあるため、探してもない動詞も結構ある。
2.「これは全く意味が違うから間違わないだろう」という動詞も説明されていることがある。


おすすめ度 ★★★*☆  3.5 (5段階中)

使用用途
・韓国語の初級後半か中級あたりに差し掛かった時、紛らわしい動詞をしっかり使い分けれるようになるため。


本書は、似ている動詞について調べたいときには重宝しますが、それだけのために1900円が払えるかどうかということになってきます。とはいうものの、使う必要が出てきたり、「動詞をしっかりやりたい!」という方にはぜひおすすめです。

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はじめよう韓国語

はじめよう韓国語(語研)



 最近刊行されたばかりの本です。CDもついており、入門~初級者向けの良書です。
本書の最大の特徴(と思われるの)は、巻末に動詞や形容詞など用言の活用表がついていることです。私は以前、この本が刊行される前に、用言の活用表がおさめられている本こそ必要だと思い、そういう本がないか探したことがありますが、「韓国語用言 活用と用例(三修社)」に載っているのと(この本は少々活用し辛い部分あり)、本書「はじめよう韓国語」と同じ著者のかなり古い本しか見当たりませんでした。

 いくら文法書の中で活用の仕方が説明されているとはいえ、活用は難しく、やはり本書のように個々の単語について載っていることは大事だと思います。

長所
1.文法事項が初級に必要なだけおさめられている。
2.CDもついており、例文も豊富。
3.個々の用言について、活用表が後ろについている。

短所
1.多少、初級では扱わないであろう文法項目もなぜか入っている。
2.例文がひたすら載っているという印象で、韓国語を学ぼう!と意欲が強い人向け。


おすすめ度 ★★★★* 4.5 (5段階中)

使用用途
・韓国語をはじめる際の入門・初級の教科書として。ただし、最初は易しく楽しくじゃないと続かない!という人には、2冊目にしたほうがいいかもしれない。


本書は、かなり入門・初級書の中では良い本だと思います。ただ、例文がひたすら載っているところに飽きがきやすかったり(韓国語では仕方ない面もありますが)、ややとっつきにくい感じもするので0.5だけ下げましたが、「今年から韓国語をはじめるので、さっそく買いたい」という方には本書が一番おすすめです。

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韓国語文法事典

韓国語文法事典(三修社)



本書は、韓国語の数少ない文法に関する本のうち、かなり使える文法事典です。
私は、韓国で購入できる「日本人のための韓国語文法(延世大学校)」も所持していますが、これよりも詳しく日本人にわかりやすく書いてあるのが特徴です。「日本人のための韓国語文法(延世大学校)」に載っていて、本書「韓国語文法事典」に載っていない事項もありましたが、全体的に見ると本書の方が詳しいです。

長所
1.文法事項がしきつめられており、初級から上級まで使える。まさに韓国語を勉強するための事典。
2.文法事項*の数によって初級~上級に難易度わけされている。
3.前半に基礎的な知識を知るためのパートが用意されており、まずはそこから基本事項を確認できる。

短所
1.文法事項はハングルの辞書順に収められており、ハングルに馴染みの薄い入門者・初級者には、簡単な事項から難しい事項まで混在しており、難しすぎて探し辛い。
2.文法用語も多く、事典としての知識の確認にはいいが、文法学習書としては使いづらい。


おすすめ度 ★★★★★ 5.0 (5段階中)

使用用途
・韓国語の細かい意味や派生義など詳しく知りたい中級者~上級者の手元におきたい一冊。


本書は、まさにその名のとおり「韓国語文法事典」で、困ったときにはこれで9割方対処できるのではと思われます。これ以上詳しい文法書は日本ではありません(2008年9月現在)。中級から上級まで使え、韓国人にも説明しづらい事項も載っているので韓国語を続ける人にはかなり重宝します。

かなりの上級者まで役に立ちますが、ぜひ中級のうちから使ってもらいたいという気持ちから「中級」に分類しました。本書に載っていない文法事項が、上で挙げた「日本人のための韓国語文法(延世大学校)」や「完全マスターハングル文法(DHC)」に載っていたりしますので、本書一冊で100%とは決していえませんが、これら文法書の中でもっとも内容が充実しているように思います。

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漢字で覚える韓国語

漢字で覚える韓国語(河出書房新社)



韓国語は"漢字語"という元々中国からきたことばと、"固有語"という朝鮮独自に作られたことばからできています。その中でも、漢字が元になっている名詞や하다動詞は多く、本書は漢字から韓国語単語を覚えようというコンセプトからできています。

長所
1.多くの漢字語が、漢字・ハングルいっしょに紹介されており語彙力増強によい
2.よく使うフレーズによって、そのフレーズに合った単語が盛り込まれている。
3.発音のしかたや、文法・単語の用い方が簡潔に説明されている。

短所
1.元になっている漢字とハングルが書かれているが、必ずしも漢字と日本語訳は完全に一致しておらず、日本語訳はわざわざ書いていない。
2.ページ数に見合う多さの単語をおさめるべく、難易度が易しいものから難しい(あまり使わないもの)まで含まれており、難易度別がわかりにくい。

おすすめ度 ★★★★☆ 4.0 (5段階中)

使用用途
・韓国語の入門を終えた人が、漢字を元にして単語を覚えるきっかけにしたいときに。
・中級以上の人で、漢字を元にして語彙力を増強したいときに。

本書は、上記のように「漢字→ハングル」というコンセプトの本であり、難易度が混ざって入れられているので少々使いにくい部分もあるが、初級の人にとっても中級の人にとってもためになる内容だと思われます。初級から使えるということで、カテゴリとしては初級に分類しておきます。

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中国語の文法ポイント整理

中国語の文法ポイント整理 (アルク)




本書は何かしらの形で中国語を入門した(かじった)読者が、初級を学ぶための文法書です。
簡潔にまとめられており、CDもついているので「とりあえず一通りの文法を。」という方にはいいかもしれない。

長所
1.137ページと薄く、短期間で学べる構成になっている。
2.簡潔に文法事項がまとまっておりわかりやすい
3.CDもついており、例文を耳できいてチェックできる。

短所
1.例文や単語は最低限にされ本自体も薄いため、内容の不足感を感じるかもしれない。
2.他の本と比べA4サイズと大きい。

おすすめ度 ★★★*☆ 3.5 (5段階中)

使用用途
・中国語の入門を果たし、文法を全体的に簡潔に学びたい方に。
・初級レベルで文法書の買い足し、または中級レベルで初級の確認に。

入門~初級の文法書として出版社別に、
語研なら「快速マスター中国語」
同学社なら「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」
Jリサーチ出版なら「ゼロからスタート中国語(文法編)・(文法応用編)・(会話編)」
アルクなら本書「中国語の文法ポイント整理」
というところでしょうか。この中では本書はあまり際立った特徴はないかもしれません。

今度、文法書同士の比較などもしてみたいと思います。

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ゼロからスタート中国語(文法応用編)(Jリサーチ出版)

ゼロからスタート中国語(文法応用編) (Jリサーチ出版)



本書は「ゼロからスタート中国語(文法編)」をマスターした読者が、さらに上を目指すために作られた文法編の応用、すなわち文法応用編です。
「ゼロからスタート中国語(文法編)」と同じく、字が大きくてさらっと読みやすく、内容は「ゼロからスタート中国語(文法編)」に続き、初級文法の大体をカバーできるようになっています。

長所
1.文字が大きく、かわいいイラストが挿入されているなどとっつきやすい。
2.「最初はさらっと読める方がいい」という方には、短時間で読みきれてお手ごろ。
3.「応用編もさらっと全体を眺めたい」という方にはいい。
4.価格も安くCDもついているため、「とりあえず文法編の続き」で買うことができる本。

短所
1.文字が大きく、ページを大胆に使っているのでやはり初級で足りない部分が残る。
2.文法応用編だけでは中級に進むには不安が残る。
3.中級へ進むためには、もっと語彙力の増強やリスニング力の増強できる教材、問題集などもあった方がいい。

おすすめ度 ★★★☆☆ 3.0 (5段階中)

使用用途
・文法の前に「文法編」「文法応用編」とステップアップしたい人の中国語会話初級書として。
・中国語をはじめてみたいが、挫折するかもしれないので、少しずつ1冊ずつ進めていきたい方に。

「ゼロからスタート中国語(文法編)」では高得点をつけましたが、「ゼロからスタート中国語(文法応用編)」は3点と、やや厳しめの点数にとどめました。応用編ではあるが、内容が薄く、時間をかけて少しずつ少しずつ買い増していく本のように感じます。

詳しくは以下に。

「ゼロからスタート」を使っての学習では、
ゼロからスタート中国語(文法編) →ゼロからスタート中国語(文法応用編)→
ゼロからスタート中国語(会話編)  

+足りない分(リスニング練習用教材、問題集、もう少し詳しく初級文法が全て把握できる本)

となります。このあとにも、ゼロからスタート中国語(○○編)は続々と出るのかもしれません。何冊買えば(安価×冊数[結果的には積もれば山となる?])初級を脱出、または中級である程度のレベルまでいけるのでしょうか。
そう考えるともっと効率的なものの方がいいかもしれません。

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ゼロからスタート中国語(会話編)(Jリサーチ出版)

ゼロからスタート中国語(会話編) (Jリサーチ出版)



本書は、中国語の「ち」の字もわからない入門者が気軽に中国語を始められる入門本「ゼロからスタート中国語(文法編)」の会話編です。
文法編と同じく、字が大きくてさらっと読みやすいですが、その分内容も薄く「中国語をはじめてみたいけど、続くかどうかわからないし、まず簡単な本からやってみよう。」という方向けの本です。


長所
1.文字が大きく、かわいいイラストが挿入されているなどとっつきやすい。
2.「最初はさらっと読める方がいい」という方には、短時間で読みきれてお手ごろ。
3.「文法よりも会話から中国語を入りたい」という人のとっかかりになる本。
4.価格も安くCDもついているため、「とりあえず」買ってみることができる本。
5.「我要~」などのフレーズから始まる言葉の練習の繰り返しで、会話表現を少し身につけられる。

短所
1.内容が薄く、やる気のある人にとっては物足りないかもしれない。
2.「フレーズ+単語」という形のアプローチはいいが表現数は少なく、本当に会話入門という感じ。
3.ピンイン(中国語の振り仮名)を覚えるのに、カタカナが邪魔になってしまう。

おすすめ度 ★★★★* 4.5 (5段階中)

使用用途
・文法の前に「会話入門」としてワンステップおきたい人の中国語会話入門書として。
・中国語をはじめてみたいが、挫折するかもしれないので、安くお手軽に試してみたい方に。

「ゼロからスタート中国語(文法編)」と同じく、
おすすめ度は4.5と、ここでは高得点をつけましたが、「会話入門書」として考えるとまあまあ良い本だと思います。ただ、少し先を見据えて「がんばって勉強していこう!」と思っている方にはあまりおすすめできません。少しうがった見方で理由を書くと、以下の通りです。

入門書としてよい本だと思われる理由

・途中でやめてしまった場合、被害が安くて済む。
・薄くて字が大きく、簡単に読み進めることができるので、達成感を味わいやすい。
・カタカナがついているので、ストレスが少なく読み進めることができる。

「初級→中級」と進みたい人にとっておすすめできない理由

・会話を本格的に学ぶには薄い本なので、とっかかりとしてはいいが、しっかり続けられる人にとっては、他の会話本や文法書と内容がかぶり、最初の本書を買うための1470円は痛手かもしれない。
・薄くて字が大きくイラストも挿し込んであるので、内容が薄くイマイチ成長できない。
・カタカナがついているので、ピンインを覚える邪魔になってしまう。

「ゼロからスタート中国語(文法編)」と同じく、軽い気持ちでするだけなら本書がおすすめ。続けていく可能性がやめてしまう可能性より高ければ、「快速マスター中国語」で文法編・会話編を同時に勉強するか、「快速マスター中国語」や「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」を文法書、会話本として別に用意するのがいいでしょう。別の会話本については、また他でご紹介します。
本書でカタカナ癖をつけないように気をつけましょう。

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ゼロからスタート中国語―だれにでもわかる文法と発音の基本ルール (文法編)

ゼロからスタート中国語―だれにでもわかる文法と発音の基本ルール (文法編) (Jリサーチ出版)



本書は、中国語の「ち」の字もわからない入門者が気軽に中国語を始められる入門本です。
字が大きくさらっと読めるのですが、その分内容も薄くなっており、「中国語をはじめてみたいけど、続くかどうかわからないし、まず簡単な本からやってみよう。」という方向けの本です。


長所
1.文字が大きく、かわいいイラストが挿入されているなどとっつきやすい。
2.「最初はさらっと読める方がいい」という方には、短時間で読みきれてお手ごろ。
3.エクササイズもついており、短時間で簡単に復習もできる。
4.価格も安くCDもついているため、「とりあえず」買ってみることができる本。

短所
1.内容が薄く、やる気のある人にとっては物足りないかもしれない。
2.本当に「初級をクリアしたい」と思う人にとっては、あらためて初級の文法書を買いなおさなければいけないので、他の本と内容は重複してしまう。
3.ピンイン(中国語の振り仮名)を覚えるのに、カタカナが邪魔になってしまう。

おすすめ度 ★★★★* 4.5 (5段階中)

使用用途
・初級の前に「入門」としてワンステップおきたい人の中国語入門書として。
・中国語をはじめてみたいが、挫折するかもしれないので、安くお手軽に試してみたい方に。

おすすめ度は4.5と、ここでは高得点をつけましたが、「入門書」として考えると良い本だと思います。
ただ、少し先を見据えて「がんばって勉強していこう!」と思っている方にはあまりおすすめできません。少しうがった見方で理由を書くと、以下の通りです。

入門書としてよい本だと思われる理由

・途中でやめてしまった場合、被害が安くて済む。
・薄くて字が大きく、簡単に読み進めることができるので、達成感を味わいやすい。
・カタカナがついているので、ストレスが少なく読み進めることができる。

「初級→中級」と進みたい人にとっておすすめできない理由

・本書を終わって初級→中級と進めたいと思った場合、重複する内容の「快速マスター中国語」「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」などを買うことになるので、結果的に1470円分多くかかる。
・薄くて字が大きくイラストも挿し込んであるので、内容が薄くイマイチ成長できない。
・カタカナがついているので、ピンインを覚える邪魔になってしまう。


本のレビューを書く時には、必ず長所と短所を書くようにしていますが、長所と短所は裏表ということです。軽い気持ちでするだけなら本書がおすすめ。続けていく可能性がやめてしまう可能性より高ければ、「快速マスター中国語」や「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」から始める方がいいでしょう。本書でカタカナ癖をつけないように気をつけましょう。

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暮らしの中国語単語7000

暮らしの中国語単語7000(語研)



ここでは「中級」に入れていますが、初級レベルの方が持っていてもいいでしょう。
中国語をゼロから始めるにあたって、はじめから単語帳は必ずしも必要ありません。なぜなら、最も大事な単語は入門・初級書を進めていくにあたって何度も登場し、それら本文で出てくる単語を覚えていくことがキーとなるからです(英語より未知の単語が多いため)。

もちろん、それが覚えられたかどうかを確認するための教材はあるに越したことはありませんが、「快速マスター中国語(語研)」の巻末単語集で十分でしょう。一冊単語の本として持っておきたい方は、また別に後で紹介します。ここで紹介する「暮らしの中国語単語7000」は、入門~上級まで使える便利な単語集です。


長所
1.シチュエーション別におさめられており、場面ごとの会話練習をするときなどにも使える。
2.かなり細かいことも載っており、辞書の補助として使える。
3.単語のほか、場面ごとの会話表現も載っている。

短所
1.単語の情報量が多いため、「片っ端から暗記」という形態には不向き。
2.CDはついていないため、ピンインが問題なく読め、声調をマスターしていなければ意味が薄い。
3.分厚いため持ち歩きには重過ぎる。

おすすめ度 ★★★*☆ 3.5 (5段階中)

使用用途
・初級レベルでの辞書代わりの参照単語辞典として。
・中級・上級レベルでのシチュエーション別語彙増強教材として。

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快速マスター中国語

快速マスター中国語(語研)



中国語の文法書として「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書(同学社)」と「完全マスター中国語の文法(語研)」を紹介しましたが、この「快速マスター中国語(語研)」は本書の本文中でも書かれている通り、入門用・初級から中級への突破用として最適です。

長所
1.初級レベルの文法項目が適度(中検3級突破程度)に、そして十分おさえられている。
2.英語や日本語との比較がなされているなどの工夫がある。
3.CDもついており会話編もあることで、一応一冊である程度は事足りるようにできている。
4.巻末単語集も「中検準4~3級突破」「日常会話での使用」を意識して収められているので、単語帳をわざわざ買う必要もない(この巻末単語集と電子辞書で事足りる)。

短所
1.練習問題がついていないため、実力を確かめられない。
2.「しっかりやる」人向けに作られているので、字はそれほど大きくなく、「なんとなく」で始めるには内容がしっかりしすぎている(とっつきやすさに欠ける)。

「Why~」や「完全マスター~」ほどの情報量がないため、文法事典的に使うには物足りない部分もあるが、「とりあえず初級レベルを一気に突破したい!」という人には最適な一冊。この一冊から中国語入門して、あとは辞書や問題集さえあれば初級は買い足す必要がない。


「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」と「快速マスター中国語」の比較

「Why~」:問題集がついており内容豊富なので、授業(講義)では使いやすい。CDがついていないので、独学には不向きで、そこは別のもので補うか中国人ネイティブ講師が丁寧に発音、会話指導をする必要がある。内容が豊富なことは、裏を返せば「初級と中級の境目がわかりにくい」ということで、どこまで終えれば初級かはわかりにくく、がんばって学習すると、気がつけば中級に入っているかもしれない。

「快速マスター~」:CDがついており内容が適度にまとめられているので、中国語の独学に使いやすい。授業(講義)でも、練習問題を別に用意すれば特に支障なく使える。「Why~」ほど細かくなく、ゴールは見えやすい(覚える事項が限られている)ため、効率よく初級を終えることができる。
言うまでもないがCDがついているとはいえ、中国人ネイティブに発音などを教わるに越したことはない。


おすすめ度 ★★★★★ 5 (5段階中)

使用用途
・中国語を、「短期間で効率よく入門・初級クリアしたい」人の最初の一冊として
・簡単な入門書で中国語がどんなものかあたりをつけていた人が、初級に取り組むための一冊として
・自分では中級・上級のつもりだが、初級が十分できているか確かめるため
・中国語を、「英語や日本語と比較する」という視点から見つめなおすため


とりあえずのおすすめは、
勉強を進めるベースとする本 :快速マスター~
文法を確認したり知識の補充 :Why~ or 完全マスター~
単語を確認するため      :電子辞書 or 中日辞典

入門・初級には、これで合計3つ!これでCDも練習問題も、辞書も、会話編(快速マスター)も確保できます。「Why~」や「快速マスター~」の前に、ワンクッション簡単な入門書を置きたいという方のために、それについては次回紹介します。

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完全マスター 中国語の文法

完全マスター 中国語の文法(語研)



中国語の文法書といえば、「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書(同学社)」でしたが、
この「完全マスター中国語の文法(語研)」もおすすめです。「Why~」の方が詳しく載っているようにも見えますが、可能補語の部分など「完全マスター」の方が詳しい部分もあります。索引がなく読みづらい感はあり、教科書としては使いづらいかもしれませんが、なんといってもコンパクトに参照できます。


長所
1.初級レベルで必要な中国語の文法項目が、この一冊に網羅されている。
2.情報量が多く、中級以降でも簡単な文法事典代わりに使える。
3.課ごとに練習問題がついており、最後に練習して確かめることができる。
4.小さく持ち運びやすい。

短所
1.索引がわかりにくく、やや文法項目を探しにくい。
2.文法項目がところ狭しと網羅されており事典的なため、教科書としては使いにくい。
3.小さいので字がつまっており、やや読みづらい。
4.CDが付属していないので、発音・会話練習などができず、独学向きではない。

「Why~」と同じく、良くも悪くも情報量が多いということです。「Why~」は授業のテキスト向けでしたが、こちらは手元に置いておくコンパクトな文法事典。(初級・入門)カテゴリに入れましたが、中級レベルの方が、初級を確認・総ざらえするのに使え、初級者がいきなり読むには難しすぎます。

おすすめ度 ★★★★* 4.5 (5段階中)

使用用途
・初級の文法項目の確認、総ざらえをするための文法事典的な使用
・中級の人が、文法項目を確認するために手元に置いておいたり、持ち運びできる

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Why?にこたえるはじめての中国語の文法書

Why?にこたえるはじめての中国語の文法書(同学社)



いわずと知れた相原茂先生による中国語の初級文法書。
リンク先のアマゾンのコメントからもわかりますが、長年にわたって多くの人からの支持を集めています。よく大学でも教科書として使われているようです。

長所
1.初級レベルで必要な中国語の文法項目が、この一冊に網羅されている。
2.情報量が多く、中級以降でも簡単な文法事典代わりに使える。
3.課ごとに練習問題がついており、最後に練習して確かめることができる。
4.ところどころにコラムが用意されており、息抜きができる。

短所
1.383ページという容量でA4サイズなので、持ち運ぶにはかなり重い。
2.長所1、2であげた通り、かなり文法項目が網羅されているためメリハリに乏しい。
3.35課もあるので、最後までやり遂げるにはペースメーカーか目標がないと難しい。
4.CDが付属していないので、発音・会話練習などができず、独学向きではない。

良くも悪くも情報量が多いということですね。そして授業のテキスト向け。
短所もそれなりにありますが、ここまで網羅した文法書は「完全マスター中国語の文法(語研)」を省けばこれしか見当たらないので高得点です。

おすすめ度 ★★★★★ 5 (5段階中)

使用用途
・教えてくれる中国語の先生がいて、初級文法を学ぶテキストとして使用
・初級の文法項目の確認、総ざらえをするための文法事典的な使用

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本ブログ開設にあたって自己紹介

はじめまして、こんにちは。
このブログの管理人です。普段は関西のある語学学校で講師として教えています。詳しい素性については、おいおい明らかにしていくかもしれませんが、今のところはこんな感じでよろしくお願いします。

ブログをはじめようと思った経緯ですが、現在はこんなにも国際化してきたというのに、英語以外の外国語の教材開発が著しく遅れており、その中でもどの教材がいいかを調べるための情報が少ないことにあります。

たとえば英語であれば、多くの方は中学校・高校で6年間の学習経験があったり、早い人だと幼稚園や小学校(もっと早くかもしれません)から始めていたり、大学以降でも続けていたりと知識が多いことから、教材の良し悪しを見る目も自然と多かれ少なかれ養われていきます。また、英語教材が多数あることから全体的にレベルが高くなっていることは確かでしょう。

このブログでは、そういったことを踏まえて、未だ遅れている中国語・韓国語をはじめとする第2外国語の優良な教材の紹介や、学習法の紹介などをしていきたいと思います。

アマゾンのコメント欄は参考になることも多々ありますが、やはりインターネットで購入する人と書店で購入する人で人気に差が出たり、購買層が異なったりします。本ブログでは、できる限り客観的に良いものを紹介できたらと考えています。

意見・感想などありましたら、どうぞコメントで残していただけたらと思います。
それでは、ぜひブックマークよろしくお願い致します。

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